表札やポストに女性だけの名前を表記するのは避けた方が無難です。苗字だけにするか、差支えなければ男性の名前を入れると良いでしょう。
玄関先は顔見知り以外の来訪者に、女性だけのお部屋であることが分からないように、男性用の傘や靴などを置くとよいでしょう。
ピンク色や花柄等女性向きのカーテンは外部に女性が住んでいることをアピールしてしまうので、使用する場合は内側に使用しましょう。
また、薄手のカーテンは室内の様子が外から見えてしまうので、厚手のカーテンや遮光カーテンを使用し、女性だけの暮らしであることが分からないようにしましょう。
通常の引き違いのガラス窓は、戸締まり金具のクレセント付近のガラスを割って簡単に侵入できてしまいます。
サッシの上下に補助鍵を設置すると効果があります。窓ガラスの振動に反応する警報ブザーを設置するのも良いでしょう(但し、誤作動にご注意ください)。
自宅前で鍵を探していると一人暮らしだとわかりやすくなってしまうので、鍵は前もって準備し、開錠して玄関に入ったら直ぐに鍵を閉めましょう。
玄関ドアの鍵を開けた瞬間、室内へ押し込むという犯行の手口もあるので、近くに人がいないかも注意しましょう。
オートロックや高層階だからと油断せずに、玄関や窓に鍵をかけましょう。
ゴミ出しや近所に買い物など、短時間の外出でも施錠するようにしましょう。
忘れがちな浴室やトイレの窓なども施錠する習慣をつけましょう。また、合鍵をポストや植木鉢の下など、わかりやすい場所に置かないように心掛けましょう。
ドアスコープは外から覗くと明かりが漏れ、中に人がいるか分かってしまいます。室内側のドアスコープに紙やのれん等で目隠しを付けるようにしましょう。
宅配業者を装ってドアを開けさせ強盗・強姦の被害に合う可能性があります。
必ずドアスコープで覗き、身分と要件を確認しチェーンを付けたまま対応するなど簡単に外さないようにしましょう。
エレベーター内で男性に背を向けないように、男性の顔が見えて非常ボタンが押せる位置に立つようにしましょう。
ゴミをあさられゴミの中から個人情報が流出する可能性があるので、ゴミ出しはなるべく収集の直前が好ましいです。
雑誌やレシート・惣菜の包装などは、住人の年代や嗜好・よく行くお店や行動の時間帯などを推測される可能性があります。また、クレジットカードなどの明細は個人情報が丸見えになっていると詐欺に合う危険が高まります。個人情報の記載があるものはシュレッターにかけるか、重要な部分を塗りつぶすなどして読めないようにしてから捨てましょう。
毎日同じ時間帯に同じ道を通っていると、家の場所を知られてしまったり、待ち伏せされる恐れもあります。たまには電車に乗る時間を変えたり道を変えるなどして、行動パターンを読まれないように工夫をしましょう。
また、夜道は遠回りでも明るくて人通りが多い道を選びましょう。
帰宅時の駅やコンビニから尾行されたり人目のない暗い場所で襲うという手口や、住民を装ってマンション内に侵入し、脅して踊り場など、人気のないところに連れ込まれるケースもあります。
また最寄りのコンビニで深夜の立ち読みも外から丸見えの為、標的にされやすく危険です。帰宅時に携帯電話や音楽プレイヤーなどに夢中にならずに、周囲を警戒して歩くようにしましょう。
防犯ブザーや催涙スプレーなどを持ち歩くのも良いでしょう。